地震の多い日本、災害があると耳にすることも増える「免震」「制震」「耐震」、何が違うのか?どれが大地震には強いのか?
免震(揺れの軽減率 85~90%)
基礎部分に免震装置を入れることで建物と地面を絶縁、揺れを建物に伝えにくくする。
躯体損傷の可能性は極めて低く、家具転倒の可能性も低い、地表の揺れが直接伝わらないので、建物の揺れは小さい。
制震(揺れの軽減率 20~50%)
振動吸収装置が地震のエネルギー吸収して揺れを抑える。
躯体損傷の可能性は低く、家具転倒の可能性は高い、耐震と比較すると上階ほど揺れが抑えられる。
耐震(揺れの軽減率 0%)
壁や柱の強化、接合部の強化など強い建物で揺れに耐える。
躯体損傷の可能性が高く、家具転倒の可能性も高い、地面の揺れが直接伝わる、上階ほど揺れは大きくなる。
大地震で安全面で優れているのは「免震」でしょう、建物の損壊を防ぐだけではなく、建物内の揺れも軽減しているので、家具等の転倒も最小限にすることができる。
免震マンションの住民には大地震にも関わらず気がつかない人がいるほど、しかし、安心安全な免震もなかなか普及していないのが現実です、そこには工事費用が大幅にアップしてしまうことや、工期が長くなることなどが関係している。
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